貧乏人の言い訳

NHKの電話による世論調査で、日銀総裁村上ファンドへの投資をどう思うかという質問に対し、用意されていた選択肢は大体「大いに問題ある」「問題ある」「やや問題ある」「問題ない」というような内容だったのだが、私としては「元々お金のあるところに更にお金は集まるようになっているのだな」を用意して欲しい。貧乏人は貧乏だからお金がないし入ってくるとすぐに出て行ってしまうという悪循環に陥りがちだけれど、お金がある人はどんどんお金が増えるようになっているのだね。何かの番組で誰だったか忘れたが(非常にあやふやな情報だ…)、貧乏人はお金が入ってくるとすぐに使ってしまう、だから貧乏なのだ、と言っており、私はポンと手を打ち「それ私のことだ!」と叫んだよ。本当にそのとおり。入ってきた端から使ってっちゃうね。というより寧ろお金を使いたいから稼いでるのであって、使う予定がなければ稼ぐつもりなどない。貯蓄に向かない体質。
どうもあまりお金に対して執着心がないらしく、金持ちになりたい、とかそういう気持ちになったことがあまりない。だから貧乏なんでしょう。お金なんて、必要なら稼げばいいじゃん、別に必要ないんだったら家で引きこもってればいいじゃん、そんな感じ。労働に向かない体質。いろいろ日々考えたいことやもっと知りたいことは多々あるのだけれど働いていると思うように十分時間がとれないもので、気がつくとなんとなく日々を生きている自分がそこにいて、こんなことでよいのだろうか!と急に焦りだして労働意欲激減。年取るにつれて時間の経過は早いしさ。そういうわけで私は外部からディスターブされずに孤独になりたくて海外逃亡するのでしょう。海外でゆっくりできたのって、去年2月のチェコが最後だなぁ。そろそろ限界。
ところでこのニュース、いいね。大規模ナポレオンごっこ。コスプレマニア垂涎。楽しいなぁこういう大掛かりな騒ぎ。