2004-01-01から1年間の記事一覧

スパイダーマン2

もうこの映画大好き!映画なんか中途半端なのが一番面白くないわけで、これくらい分かりやすくてばかばかしいのは良いと思う。日ごろはCGなんて安易な手法だとしか思わないけれど、この映画に関しては許可する。とはいえ昔ながらの特撮の技法で撮影してくれ…

モナリザ・スマイル

クソ寒い中ビデオ借りてきた。ジュリア・ロバーツが保守的な名門女子大に乗り込んでその風潮を変えるべく奮闘する映画かと思ったらイマイチ盛り上がりに欠けた。別に敢えて見る価値はなかったように思う。しかし私の母がジュリア・ロバーツのことをジュニア…

ノリエット

下高井戸ノリエットのマドレーヌ。なんとここのはマドレーヌのアイデンティティとも言える腹部の膨張を完全に無視しきってるのである。もうまったいら。凹凸ナシ。大変な貧弱ボディである。で、これはひょっとしてアーモンドプードルを使っているのではなか…

公共物について気を引き締める

私は以前、割と潔癖症であった。お金なんか触ると直ぐに手を洗っていたし、電車のつり革なんか全く信用していなかった。だがこのような生活は長くは続かないものである。手に触れる全てのものに対して不信感を抱く生活は想像以上に神経をすり減らすからだ。…

マドレーヌ研究6

最近マドレーヌ作りにはまっているということをついうっかりバイト先の本屋で漏らしてしまったために、なぜか年内に作って差し入れなくてはならなくなった。こういう場合適当に濁せばよいのだろうけれど、挑まれるとつい受けてしまう。自分でも愚かだと思う…

その存在の禍々しさ

このクソ寒い中、仕事してきた。家庭教師先の猫は大変な巨漢で、腹部の張り出たピーク部分がハゲている。なぜそのような事態になったかというと、そこが出っ張りすぎて歩くたびに床に擦れてハゲちゃったのだ。その姿は実に生々しくまるでタヌキのキンタマの…

ウはウミウシのウ

宮田珠己著 \1365 小学館 ISBN:4093664110 タマキングの本はコレで全部読んだことになる。タイトルがブラッドベリのパクリなのは明らかだろう。いいなぁ、このセンス。この人の文章は一言で言うなら「山ほど本を読んできた人の文章」だろう。調子の良い文体…

「LEON」が売れているという現実

男性誌の「LEON」が売れているそうだ。私は本屋にいても全然そんな実感がないが、今日発売の「編集会議」2月号にそう書いてあった。「編集会議」がそういうのだからきっとそうなんだろう。世の男性たちはみな「モテるオヤジ」になりたいのだろうか。そんな世…

アラビア語のかたち

師岡カリーマ・エルサムニー著 \1300 白水社 ISBN:456000563X 昨日の日記だが、内容に関する記憶がない。頭をガクガクさせながらキーを叩いていた記憶はおぼろげに残っているのだが。どうしてそうまでして日記をつけるのか謎である。学生時代にこのような勤…

プネウマ?

nmasakiさんに誘われてBibliotheca Hermeticaの年末ミーティングに行ってきた。錬金術には10代の頃澁澤さんを通して知って憧れた事もあり、このサイトを初めて知った時には大変興奮したものだが、とはいえこちらはど素人である。ゆえにこのサイトのメーリン…

不思議惑星キン・ザ・ザ

2001年に渋谷で見て以来3年ぶりである。初めて見たときはあまりの衝撃に暫く“クー”やら“キュー”が口癖になってしまったほどだ。2年前にDVDが発売されたときは勿論即買い。しかしプレーヤー持ってないから未だ見ていなかったのだ。それを友人宅まで持ち込み、…

社会性のなさに愕然とす

友人んち行ってきた。新婚さんだ。至る所にTVK「サクサク」のキャラクターグッズが置いてあり、私はこの番組は丁度BS2の朝のテレビ小説の時間と重なっているせいで見られない旨を告げると、逆に彼女はBS見られないせいで朝ドラが見られないと言う。そこで発…

内科にて

水曜に抜き取った血の検査結果を聞きに行くと、私が診察室に入った途端に担当医師が開口一番言ったのはこんな風。 「非常に中途半端な結果が出てます」 そんな事を言われて私はどう反応すべきだったのであろうか。良いんだか悪いんだかちっとも判然とせず、…

マドレーヌ研究5

ちょっと金蔵さんのルセットでうまくいくようになったからといって調子に乗ってイル・プルに挑戦し、まんまと敗北した前回であったが今回はうまくいった。勿論ルセットはイル・プルだ。今回は溶かしバターの温度を人肌程度に保ったので上手く混ざったし、混…

バルテュス受難

いま「トリセツ」見て吃驚。シャトー・ムートン・ロートシルトのラベルのデザインが毎年変わるのは有名で、1993年はバルテュスの手によるものなので、いずれ私も金持ちになったら購入しようと思っていた。このバルテュスのラベルだが、モチーフが裸の少女。…

儀式好き

私の実家は毎年クリスマスは23日と決まっている。世間が24日だと言おうと関係ない。23日と言ったら23日なのである。それから、別にキリスト教徒なわけではない。クリスマスなんぞは単なるホールケーキを食べるための口実でしかない。何かきっかけがないとそ…

思い出した。

火をつけると猛烈に光る奴だ、マグネシウムは。違ったっけ?まあいっか。もう覚えてらんないよ、高2の時の化学実験なんて。

ガード下のオヤジなみ

それは私のことである。いやいや、飲んでたのはちゃんとした店だ。忘年会だったのだ。焼酎の種類が豊富で最近はやってるようなタイプの店だろう。流行に疎いのでどういうものがはやってるのか見当も付かんけど。 普段ワインしか飲まない私だが、やはりこの場…

猫カレンダー

岩合光昭の猫・週めくりカレンダーを購入した。カレンダー如きにお金を使うなどという事は愚の骨頂だと思っていたにも関わらず。世の中にはアイドルなどのカレンダーをクリスマスプレゼントに選ぶ人間が意外にも少なくないと知ったときは愕然としたものだ。…

絶不調

こんなことをここに書いてどうという話ではないが、絶不調である。まず第一に朝ごはんが食べられなかった。午前中本屋で仕事してても血が足りない感じで頭朦朧。こんなんじゃ接客できん、と周囲の人々に迷惑をかけないためにも早々に帰宅しようかと思ったが…

能力の限界

今日はケーキ運が最高の一日であった。家庭教師に行く前に久々にノリエットのケーキでも食べようと下高井戸まで行ったのだ。時間が遅かったために種類は少なくなっていたが、ここで私はシシリアというケーキを選んだ。もう名前見ただけで分かる、ピスタチオ…

シマウマ嫌い

学生時代事あるごとにシマウマの気持ち悪さ、その存在の禍々しさについて力説していたのを思い出した。ウマのくせにシマがあって気持ち悪い、しかしもしも競馬に出てたら私はソヤツの馬券を買うであろう、など。そんなある日、大学に登校したら研究室の私の…

マドレーヌ研究4

久しぶりにマドレーヌ製作。今回はルセットを金蔵さんからイル・プルに変えてみた。バターの量が減って代わりにサワークリームが入ったりラム酒が入ったりするところがイル・プルっぽい感じ。ラム酒の風味豊かな焼き菓子が私は大好きだ。 あくまで材料は冷た…

トーマス・クックあそび

時間を置いてもやっぱり美味しくならないマドレーヌを食しつつ肥大化するハラを無意識下におきトーマス・クックあそび。時刻表見つつ仮想欧州旅行を満喫するのだ。しかしトーマス・クックあそびを楽しむためには事前にやっておかねばならない事がある。地図…

チェコ語に脳を侵される

私が通っていたチェコ語のレッスンは昨日をもって終了したのであるが、その間宿題として課されていたテキスト丸暗記に思ったよりも脳がやられていた。特にレッスン2の本文は2〜3回に渡って暗誦させられたので、今でも無意識に言葉が口からついて出る。今…

ロボット(R.U.R)

カレル・チャペック著 \560 岩波文庫 ISBN:4003277422 初めてこの人の本を読んだ。今までは名前のみ知っていたに過ぎず、しかもこの名を聞いても「吉祥寺の紅茶屋」くらいのイメージしかなかった。この紅茶屋がまた可愛らしいお店で、そのせいで根拠もなくチ…

坊ちゃん忍者幕末見聞録

奥泉光著 \743 中公文庫 ISBN:4122044294 約5年ぶりの奥泉光。今回で2冊目である。初めて読んだのは「我輩は猫である殺人事件」。これ、漱石好きには堪らない、ファン垂涎の作品であった。なので今回もタイトルの「坊ちゃん」にビビっと反応して即購入。しか…

地獄のワイン

仕事帰りにサワークリームが切れているのを思い出してスーパーに立ち寄った。たまたまワイン売り場を通りかかっために思わず、表現力表現力などと言いながらさして美味しくもなさそうなワインをついでに購入してしまった。 これが実に不味かった。未だかつて…

人の話題で食いつなぐ

昨日の日記にも書いた私の高校時代の友人だが、女子高生であったとき既にその頭角を現していたことを思い出した。私と彼女とは同じ委員会に属していたのだが、昼休みを利用した会合の際に他の委員が少し遅れてきたことがあった。入ってくるなり「妙なものを…

日記がつまらない。

ここ数日分の自分の書いた文章を振り返ってみると、実に面白くない。何のために書いてるんだか全然分からない。書くネタがないのであればやめておけばよいものの、毎日更新することが半ば強迫観念と化してしまっているためにままならない。読んでくださって…