恋運暦

恋運暦という雑誌がある。なんてイヤな名前であろうと常々思っていた。なので勿論手に取ったことなど無い。雑誌のタイトルから中身を憶測するだけで十分うんざりである(しかしアンアンの占い頁は毎週欠かさず読む)。この恋運暦の増刊でレストランガイドが本日発売された。しかも女性が一人で楽しめる素敵なお店のガイドだ。よいではないか、バーに一人たたずむ女性など、かっこよいではないか。私はいつか銀座のルパンに一人で行けるようになりたい。恋運暦増刊という文字に躊躇いを感じつつも購入してしまった。
そして中身をパラパラめくっている間に気が付いた。これってつまり「恋運暦なんか読んでる女はどうせ彼氏いないから一人でも楽しめる店を紹介してやらないと可哀相」ってこと?酷くないか?というよりそんな穿った見方をする私が最低?しかし私はこの直感を確信に変えつつあった。だって合間に挟まる書籍の広告がどれも恋愛がらみなんだもん。なんでなんだろうねぇ。