体調不良で人の暖かさに触れる

アテネに向かう道中、突発的に体調不良。電車なんか乗ってられん、降りなきゃと途中駅で降り、小康状態に至るまで約15分。その15分の間に何が起きたかは、適当に想像してください。どうしても知りたい方がいれば教えますがね。持ち直してきたので再び電車に乗ったが空いてる席なくフラフラしながら立ち尽くし、体温下がるし変な汗かくしでまだ予断を許さぬ状況。アテネなんか行って英語なんか勉強してる場合じゃないよ。しかし岐路に就くにしたって再び電車降りて階段上って下りホームに移動しなくちゃいけないし、その手間が惜しくてそのまま同じ電車に乗りつづけてたら天の助けよ、目の前の席が空いたぞ。割と体格のよい女性が座っていたその座席は非常に暖かかった。LHOOQ。平素の私であれば他人の体から発せられた湿り気と熱など気色悪くてやってられんのだがこの時ばかりは大変ありがたい。お尻の熱い彼女よ!エナジーをありがとう。
そうこうしているうちに新宿に着き、いまいち具合よくないし途中で電車降りたりしたから遅刻は必定ということで出鼻くじかれレッスンはサボタージュ。30歳にもなって授業サボってんの。思うに新宿がいけないんだと思う。大学時代も今も御茶ノ水で電車を降りなきゃいけないんだけど、御茶ノ水で降りるよりは新宿で降りたほうが楽しいだろう。家と目的地の間に新宿さえなければきっと私はもっと勤勉で今ごろなんか偉い人にでもなってたかもしれないのに。全部新宿のせいだよ、私が堕落してんのは。