1月26日の日記

私と私の両親にしか懐かなかったネコのたびちゃんが、年末年始にペットホテルに預けられるという、本人からしたら恐怖体験をしたせいか、すっかり甘ったれの人肌がつねに恋しい腑抜けのネコになっていた。これまでだったらうちのやつに対しては『絶対に心を許さないぞ』という気迫すら醸し出していたというのにさー、今日はやつの膝の上で寝たりしてんの。ひどいよ、たびちゃんよ。しかしたびちゃんは可愛いので、代わりにうちのやつに『アンタばかじゃないの』と八つ当たりした。