ふたりのロッテ

ふたりのロッテ (岩波少年文庫)

ふたりのロッテ (岩波少年文庫)

子どもの頃好きだった本の再読。私が昔読んだのは高橋健二訳であったが、これは池田香代子訳であった。昔から大好きな話であったけれど、大人になってから読んでも十分面白かった。というか、子どもだったら感じられなかったであろう面白さがあった。面白い部分だけ抜粋してうちのやつに読んで聞かせたところ、本当はそんなの聞かされても面倒なんだけれど、それを表に出すと私がグレるので懸命に面倒臭さを押し殺している、という反応であった。