11月3日の日記

連休中に一歩も外に出ないのは業腹なので、若干ムリして荒川線に乗って早稲田へ。都電早稲田駅の何か、何だったかな、電車のボディだったかな、違うか、忘れたけれどどこかにフェリックスくんの絵が描かれていて思わず「あ、ノラクロ」と言ってしまって落ち込んだ。白黒で描かれたネコのキャラクターを見て開口一番飛び出てきたのが『ノラクロ』って。老人か。
無理して乗り込んだ早稲田祭であるが、最終日の午後3時近くであったので最早店じまいの準備を始めているのではないか、と思っていたら大間違い。黒山の人だかり、いや、人間によって形成された河とでも言うべきか。学祭があんなに混雑するものだとはつゆとも知らなかった。とにかくすごい人ごみで前に思うように進めない。着いて早々帰りたくなったのだがそれは口には出さず、パンフレットを手に入れてどこか1カ所だけ立ち寄って義務を果たせば「おうち帰りたい」と言っても問題なかろう、と早速パンフレット見聞。ヨシ、このフェアトレードコーヒーとやらを一杯飲むことにしよう!と意を決して移動しはじめたのだが、結局辿り着けなかった。辿り着けないくらいの混雑具合というのはいかがなものか。そうこうする間にうちのやつが「もう帰りたい」と言いだして、結局何しにきたのか分からんまま帰途についた。学祭でこんなツライ思いをするとは思いもよらなかった。