今日の衝撃2

本日二度目の衝撃である。昼休みにセルフのパン屋兼カフェに行って読書をしていると、隣の席には私同様、おひとりさまの女性が。なんというか、こう、あまり身綺麗な人ではなかったのだけれど、唐突に店員がその女性の元にやってきて、飲み物代しかまだ払ってもらってないからパン代も払ってくれ、と言うではないか。なに、無銭飲食? 勝手にパン取ってきて勝手に食べ始めちゃったの?? ドギマギしながら横で様子をうかがっていると、その女性は「ちゃんと払いました!!」と主張。いったん店員が引いてもう一度他の店員に確認しに行ったのだけれど、隣に座っている私のドギマギはおさまらない。なんか、もう食べ終わっちゃって今にでも出ていけそうな感じなんだけれど、どうなるの…? と思っていたら再度店員登場。
「申し訳ありません、他のお客様と間違っておりました」
えー!! そうなの? 間違いだったの? なのに「申し訳ありません」の一言で終了!? ひどくないか??
先だって読んだ雨宮処凛の本を思い出した。素人の乱の人がデモか何かをやろうとしていたら、何の関係もない貧乏そうな服装の人を警察が「おまえ貧乏のやつだろう」とか何とか言って職質した、という話。何も関係ないのに警察に貧乏呼ばわりされて職質されたその人は大変気の毒であるのだが、本を読んでいるときに私は聊か笑ってしまったのだけれど、身近でこう、あまり綺麗じゃない格好をして時々独り言を言っていただけで無銭飲食と間違われた人を見ると、義憤を覚えるね。しかも相当失礼なことをやったにも関わらず、申し訳ありませんの一言でその後は目線も合わせないようにしてて、その人が店を出る時にもう一回くらい謝罪するかと思ったら全く無視だし。ひどいよ、ほんとにひどい話だ。