2004-09-11 alter ego lingua 昨日に引き続きレーモン・ルーセル「ロクス・ソルス」から。「腹心の友」という語に「アルテル・エゴ」とルビが振ってあった。もう見た瞬間にこれがラテン語で、イタリア語に直すと altro io になるだろうと直感した。要するに「もう一人の自分」。友人が「もう一人の自分」であるからその友人は要するに自分にとって「腹心の友」であるともいえるのだろう。だけど腹心の友よりもう一人の自分の方が意味が圧倒的に強いと思うな。