ヨンス

グラン・クリュ

家庭教師の教材として用いている英検準2級対策問題集である。比較級の項目にこんな例文があって衝撃を受けた。
「2人のうちヨンスのほうが賢い」
はい〜?なんで??英語なのになんでヨンス?韓国?美しき日々を意識してるの?じゃそのうち「室長はヨンスを部屋に呼びつけた」とかそんな例文も出てくるの?例文作成者の真意は不明のままだが(恐らく美しき日々は無縁であろう)、それにしても英語教材に英語圏の人間の名でもなく日本人の名でもなく敢えて韓国人の名を使うとは斬新である。他の例文に使用されている日本人の名前にしたって「リホコ」などとあまりこの手の本では見かけない名が使用されている。何故だ。そこで読者の意識をぐっとひきつけようという魂胆であろうか。謎だ。