趣味の文具箱Vol.2

耷出版社より本日発売。\1,500 ISBN:4777902226
Vol.1が発売されたのが7月20日であったのできっかり3ヶ月ぶりである。いやぁ〜、いいね!このムック。万年筆に対する愛を感じるよ。しかし危険な本でもある。非常に私の購買意欲を刺激するのである。つい一昨日に万年筆買ったばっかりだというのにさ、しかもその現物がまだ届いてすらいないというのにさ、このムック見るとファーバーカステルの伯爵シリーズを買いたくなるんだよ。それで実際Vol.1を買った直後に「UFOパーフェクトペンシル」買ったさ、私は。本当はUFOのほうじゃなくてただのパーフェクトペンシルの方が欲しかった。なぜかって、そっちのほうが圧倒的に美しいから。プラチナコーティングでさ。しかし2,5000円もするんだよ。こんなに大きい桁の数には馴染みが薄いからカンマの位置間違っちゃったよ、25,000円だよ、正しくは。それに大してUFOの方は安価な5,000円、安心価格である。人に言わせると高々鉛筆ホルダーに5,000円は十分高いらしいが。本当のことを言うと、25,000円で済むのなら私は迷うことなくパーフェクトペンシルを買ったであろう。私を迷わせたのはその専用鉛筆の値段である。確か5本で6,000円、1本実に1,200円である。消耗品にこんな大枚はたいてる場合ではなかろう、フリーター風情が。
しかしVol.2で本当に危険だったのはファーバーカステルではない。ワイルドスワンズロディアカバーである。ワイルドスワンズといえばフルハルターとのダブルネームのペンケースが大変素晴らしく実用的で前々から心惹かれているのだが、如何せんこれは1本挿しである。私は先日購入したデルタアニマルズ鰐の他に、年内にはあの失くしたデルタアニマルズ象も購入する予定である。それを仲良く二つセットで持ち歩く予定なので2本挿しでなければダメなのだ。だから買わずにいられたのだが、このロディアカバーはどうだろう。私に買え!といわんばかりの佇まいである。私にとってロディアモールスキン、万年筆の3つセットは外出時に欠かせないのだ。モールスキンと万年筆はそれだけで味わいのある雰囲気をかもし出すが、残りぺーじ僅かになったロディアほど惨めなものはない。使い込まれて当然角は汚くなってるし。そこでロディアカバーである。しかもワイルドスワンズだからヌメ革、使えば使うほど味わいが出てくる。最高ではないか。…買ってしまいそうな予感。
それから今回は、この時期の発売であったためにシステム手帳についての情報も充実していた。これを読んでいて私はヴィトンの手帳なんか使ってる場合じゃないのではないかと思いかけたが、とりあえずこの問題は後回し。だって私、手帳って持ち歩かないんだもん。終わった予定書き込んだりしてるし。本当は持つ必要すらないのかもしれない。