万年筆

万年筆を買いに行く夢を見た。寝る前に長原神様のことを考えていたせいであろう。長原神様に調整していただいた私のアウロラは、若干ペン先の具合が良くなったものの依然としてインクの出る量が均一ではない。軸が細すぎるのがダメなのかもなぁ。ロンドンのセルフリッジでこれを見たときには日本で売っていないタイプでしかも安価であったので飛びつくようにして購入したけれど、浅はかであったかもしれない。それでもイタリアに住んでいた間は毎日すごい量の文字をこのペンで書いていたから、多少は私の手に合うようになってきたのだけれど。
それに対してフルハルター森山さんのところで購入したスーベレーンは最高だ。やはり万年筆は新橋キムラヤなどで安く買ってる場合じゃないのだ。ペンとは長い付き合いになるのだから、使い初めからベストコンディションに調整されたものの方が良かろう。この間のデルタの鰐(アリガトールと命名)はEFだからかもしれないけどかなり具合がいい。ペン先が自社製じゃなくてドイツの工場に作らせてるからかも。アウロラは自社製だもんなぁ、ペン先。デルタのパルテノペは日本ではオールドナポリという名前で売られているらしい。パルテノペでいいじゃん、中途半端な訳し方して。
広島の神様は今月末に蒲田に、来月半ばには国分寺にいらっしゃるらしい。久しぶりにアウロラ見てもらおうかな。