悲しい連休

始発で会社から帰ってきて、今から寝るところです。今日は、というか昨日か、悲しいことに気づきました。連休が休めるのかどうかイマイチ判然としないので、これまでなんの予定も入れずにきたのだけれど、どうもカレンダー通りには休めそうだという事にうすうす感づき始め、じゃあ久しぶりに実家にでも戻ろうかな、出戻ろうかな、きっとカワイイ一人娘が久々のご帰還で両親も猫も喜ぶことだろう、そんな風に思っておりました。
だけど良く考えたら2月か3月の初めか、大分前の時点で母親に連休の予定を尋ねられていたことを思い出したんだよ。「連休どうするの?」って知るかよ。こっちは転職前なんだぞ。遊びに行こうなどという軽薄な誘いをかけるのはよしてくれ、私は社会復帰するのだぞ、そんな風に偉そうな態度をとりかけたらだね、予想外の言葉が返ってきた。
「お父さんとお母さんは旅行に行くから猫の面倒を見に戻ってきてよ」
今の今まですっかり忘れていたけれど、私の連休の予定は猫の世話でうまっていたのであった。思い出してがっかりだ。猫に会いに「戻る」のは、やぶさかではないけれど、猫の世話をするために「戻らなくてはならない」のはまことに業腹である。なんでこんなに働いてる人間のスケジュールを本人の承諾なしに決定してるんだよ。猫に奉仕する人生か。オチもまとまりもないが眠くなってきたのでお休みなさい。