Je ネコ veux.

ヒモネコ

この日記にgoogle「チーム+見切り発車」で辿り着いた人がいた。チーム・見切り発車。なんのチームだが皆目分からん。面白いから結成しようかな、チーム・見切り発車。仲間に入りたい人がいたら遠慮せずにその意思を表明してください。第一回チーム・見切り発車のイベントは、何にしようかな。ディズニーランドで悪態つくとか。面白くないね。じゃあバーベキュー。バーベキューがしたい。誰か一緒にバーベキューしよう。チームに入りたくなかったらその日だけの一日メンバーでいいからさ。
時代が変わればネコも変わるもので、近所のネコはヒモネコである。何かって言うと、「キャバクラ嬢のヒモ」とかのヒモじゃないよ。ヒモにつながれた状態でしか外に出たことの無いネコのことだ。ヒモにつながれて玄関先に佇み、通りの人々を穏やかな面持ちで眺めるのが彼の一日の喜びなのだ(多分)。散歩をするときも飼い主さんにヒモの先を持ってもらってゆっくりと歩みをすすめる。その姿は大変に微笑ましいのだが異様だ。だってネコだぞ。犬じゃあるまいし、なんで人間に散歩されてるんだ。もっと主体的に、わがままに振舞うのがネコじゃないのか。
会社帰りの深夜、彼が玄関先にいないかと、叶うはずも無い希望を抱きつつその家の前を通る。何か粗相をして(花瓶を倒して割るとか)、お仕置きで外に出されている彼をヨシヨシと慰めてやるのだ。こんな時間に表に出すなんて、ヒドイ飼い主さんね〜、うちの子になる?とか言って。いいなぁ、ネコ。ネコが欲しい。
決めた。第一回チーム・見切り発車のイベントはネコ狩りだ。街中のネコを追いかけて相手の隙を見計らって可愛がってやるのだ。可愛がりはじめるまでに相手に自分の存在を気取られないよう注意を払い、一番巧くやった人が優勝、合間にバーベキュー。最少催行人数2名。よろしく。