パ・リーグファン

今日のお昼は讃岐うどん。メニューを見ると+300円でとりめしセットになるというので早速注文すると「とりめしはうどん一玉分と同じくらいの分量ですが大丈夫ですか?」と。「そんなにあるんですか?じゃあいいです」本当は全然食べられるクセに断ってしまった。大食漢に見られたら恥ずかしいかな?という自身の見栄に負けた。挫折感でいっぱいの今日この頃。
あっという間に昼食を終えて、時間が余っていたので三省堂へ。久々に新書コーナーでも視察するかと内心偉そうな態度で赴いた。そこそこ面白そうな本が見受けられたが何といっても未だベルクソンが読み終わっていない。書籍蒐集癖・所有欲に終止符を打つべくここはぐっと堪えた。本当のことをいうとさほど真剣に堪えねばならぬほどにそそられた本など無かったのだが。
目を引いたのが「わが愛しきパ・リーグ」とかいう本。今までの私だったら絶対に意識の上に上がってこなかった本であろうが、つい先だってパ・リーグが好きだという人物に出会ったために目に付いたのだろう。あの時は、世界が新鮮に見えたものだ…。極力体を動かさずに生きていたいという超省エネ型人間の私ではあるが、スポーツ観戦自体はやぶさかではない。しかしだね。積極的に「パ・リーグ」が好きだという人物には初めて出会ったのだ。「西武」とか「オリックス」などではなく「パ・リーグ」だ。人間の趣味嗜好の尺度にそのような次元が存在することを知らなかった私には、それまで見えていた世界が新しく、まるで別世界に見えたものであった。まだまだ知らないことだらけだね。勉強します。