太陽の塔、切望

本日の昼食は低所得者のオアシス・天丼いもや。ここの店内を飛び交う言葉は思いの外丁寧だ。「お茶をもう少々いかがですか?」「いえ結構です」、「ごちそうさまでした」「ありがとうございます」。カウンター席のみの店にはそぐわないくらいに丁寧。私も心なしか言葉づかいが丁寧になってしまった。ついでに立ち去り際ににっこりと笑顔を見せたりして。オマエはどこの誰じゃ?とつっこみいれたくなりました、と書いてたら石立鉄男思い出した。「オマエはどこのワカメじゃ?」、もはや若い世代には何のことか理解できまい。
最近の私の日記の来訪者には瞠目すべきところがある。昨日は、
google「孤独 主婦 実家遠い」
しかもこの検索で私んとこ来た人2人もいる。同じ人?違う人だったら凄い。昨日は孤独に苦しむ主婦が大勢いた日なのだろうか。そして今日、
yahoo「伊勢丹+辞めたい」
どうぞ自由に辞めてください。人間無理はいけません。
ところでタイムスリップ・グリコである。現在大阪万博のフィギュア付が発売されている。今年1月には懐かしの雑誌シリーズと称して昔の雑誌のミニチュア版、掲載記事もそのままという凄いものが付いていたが、そのシリーズは私がチェコに行っている間に世間から姿を消していた。傷心の私は以来、食玩には手が出せずにいたのだが*1大阪万博と来たら太陽の塔であろう。これを当てずにいられるものか。ということで先週、初めて買ってみたところ出てきたのは「ガス館ホステス」。当時はコンパニオンをホステスと呼んだらしい。名称に若干そそられるものを感じないわけでもないが、いかんせんヴィジュアル的に全然面白くない。海洋堂にはガッカリだ。
気を取り直して本日、も一度挑戦してみた。「太陽の塔太陽の塔」と念じつつ、店頭に並ぶタイムスリップ・グリコを一つずつ手にとって重さを吟味し選んで出てきたのが「みどり館」。何がどうみどり館なのか解説読む気も起こらん。全然つまんない。かといってホビーロビーとか出向いてトレードとかする気にはなれないし。私はあくまで、お菓子のおまけとして太陽の塔を「当てたい」のである。「買いたい」んじゃない。欲しい物がダイレクトに選べてしまうとギャンブル性が薄れ面白み皆無というものだ。競馬やら麻雀やらパチンコやら、ギャンブルに結びつく物とは無縁というか寧ろ毛嫌いしている私ではあるが、食玩ギャンブルだけはやめられそうもない。

*1:本当は単にそそられるものがなかっただけ。