ドイツに対して俄然興味を抱く

こんなサイトが。
東独シュタージ刑務所ツアー
先日Thornさんに教えていただいたダーントン「壁の上の最後のダンス」を、時間を見つけてちょこちょこと読み勧めているのだけれど、面白い。私が中学生の頃には当然ながら西ドイツ、東ドイツという国がそれぞれ存在していて、それに対して違和感を抱くどころかその状態でいて当たり前だった。ゆえに壁が崩れた時には子ども心にも衝撃的で、いま私は歴史的な瞬間を目の当たりにしているのだ、などと考え気分が高揚したのを覚えている。なのにいつの間にかそんな時代があったことなどすっかり忘れて、さも最初から「ドイツ」という一つの国しか存在していなかった気分になっていたのだよ。このダーントンの本を読んでみて、初めて主体的に「東ドイツ」という国を意識した気がする。ということで「かつて」存在したかの国をもっと知りたいと思っていたところでこんなサイトを見つけたんだけれど、ちゃんと残してあるんだねぇ、こういう施設を。そのうち見に行ってみたいな。