趣味を増やす

昨日の夜NHKBSで放送していた番組が日本に住む外国人に対して日本での旅がクールだとか何とかと紹介するというものだったのだけれど、外国人に対してはどうかよく分からんが私にとっては意外と面白かった。JR時刻表を手にして鉄道旅行が趣味だというイギリス人が出てきて月に一度は列車の旅をしているというのを聞いたら途端に真似したくなってきた。全然私にはオタクになれるような資質が欠けているので鉄道オタクを目指そうとも思わないのだが列車の旅というのは良いね。本当は車両をチラ見しただけで型番とか分かっちゃうようなレベルの人になりたいのだけれどなれないからそこは諦めるしかないが。
他にも「日本の駅にはスタンプがあってそれがクールだ」とかいう外国人女性が出てきて、スタンプマニアの男性にスタンプの押し方指南してもらっていたのだが、「実際にやってみました」という段階になったら駅のスタンプじゃなくて神社仏閣で御朱印集めをしていたのでスタンプマニアの男性の番組登場は全く意味がなくなっていたのが面白かった。ちなみに駅のスタンプはまず爪楊枝で隙間に入ったゴミを取り除き、ティッシュで表面をぬぐい、スタンプ台は勿論持参してノートなど柔らかいものを下敷きにしてからスタンプすると綺麗に押せるそうです。
これで私はこのスタンプ集めが面白いかもしれないと、その面白さの可能性に気付いたのですが、スタンプよりは御朱印の方が面白いかなぁなどとも思い、その理由として御朱印は手書きであるという点、御朱印帳が蛇腹ノートで格好いいなどという事が挙げられるわけですが、実際には御朱印集めに対するモチベーションが自分でもよく分からないので実行はしないかもしれません。しかし常日頃趣味を尋ねられると「昼寝」とか「居眠り」などと答えているので、これをやれば「御朱印集め」と答えられるので「昼寝」よりかは人間の格があがったかのような錯覚を覚えられるので良いかもしれません。元々都営地下鉄のスタンプラリーなどは喜んでやっていた口なので、今年は30歳になることだし、ここは一つスタンプラリーではなく御朱印集めと、大人の趣味を持つのも良いでしょう。「御朱印集めの会」でも結成しようかな。