常日頃から心がけておきたいこと

昨夜というか今日未明、午前1時くらいか。突如胃の辺りとその真裏に当たる背中の一部がおかしくなり意識朦朧。痛むというよりは貧血時に滅茶苦茶気分が悪くなる感覚に近く、気持ちが悪くても嘔吐感はない。具合が悪くて意識が薄れるんだけれどその具合の悪さによって寝ることもできず、こんなに苦しかったのは生まれて初めてじゃなかろうか。折悪しく家人は旅行で全員(ネコのみ在宅)出払っているし近所に住む兄家族も旅行中。至れり尽くせりのカレー部マネージャは遠方に居住しているのでこんな時は役に立たんし救急車よばないとまずいかも、そんな時に私が思った事。
「こんな酷い格好じゃ、恥ずかしくて救急車なんか呼べない。」
家に一人きりということで普段にも増してみっともない姿。極力締め付けから解放されたいということで当然ながらノーブラだ。あぁ、しかし今の私には服を着替える気力も体力もない。今までの人生が走馬灯のようにかけ巡る、などということはなかったが、このままここで死ぬかも、ここで孤独死するかも、とは思った。老後に備えて孤独死から逃れる会を結成したが、もうその会が必要な局面にでくわしてしまったよ。ふと視線を動かすと部屋の入り口からネコが様子を覗き見しており、よかった、孤独死じゃなかった、と思ったのも束の間、フイとどこかにいってしまった。
このまま死んだ場合、両親が家に戻るのは火曜日だからこの陽気だと腐敗臭は免れられないな、やっぱり死ぬときは苦しいものなのだな、見栄が勝って救急車を呼ばずに死んだら本当のバカだな、などと混濁した頭で思いつつウンウン唸ることすら出来ないまま2〜3時間くらいたっただろうか。気持ち悪さの訪れが唐突だったの同じく去り際も一瞬だった。ということで今もこうして生きているわけだけれど、人間何があるか分からないので日ごろから人目がなくともこざっぱりした格好を心がけたいものである。と書きながら昨日と大差ない格好なんだけど。今。学習しない私。