某家電量販店にて
D社のオンラインで購入するとクーポンが使えて安くなるPCを買おうか検討中で、実物を見ようとそのD社の「リアルサイト」である某家電量販店に仕事帰りに寄ったところ、その店の店員ではなくD社の営業が接客に当たったのだが早口な上に滑舌が異様に悪くって何を言ってるのかさっぱり。カスタマイズして購入できるそのPCをウェブ上で私の意見を聞かずに勝手にカスタマイズ*1してくれて値段は95000円程度だったか。昨日私自身がそこの会社のサイトでいらないものといるものを取捨選択して見積もったときは87000だったのだが。もともと店頭で購入する気はなかったし、あるサイトでこのPCは音がうるさいという評判ゆえにそのあたりを確認するだけの予定だったので勝手に見積もられても関係なかったのだけれど、一応念のために「ネットで買ってもここで買っても同じ値段なんですよね？」ときいたら、ここばかりはなぜかかなりクリアな発生で「店頭の方が安いです」と断言。なんで安くなるのか尋ねたら「店頭の方が安いです」と繰り返され、仕方ないのでどれくらい安くなるのか聞いたら「2000円安くなります」とのこと。
じゃあこの95000円から更に2000円安くなるという事なのか確認したら「見積もりが10万円を超えたら更に2000円安くなります」と、私の予定にも彼が勝手に見積もった内容にとっても全く持って関係のない、どうでもよいインフォメーションであったことが判明。じゃあこの見積もりならやはりネットでも店頭でも同じなんですねと念押しで確認したら「違います。店頭の方が安いです」と。この時点でかなりウンザリしていたのだけれどこれまた念のためどれだけ安くなるのか確認したら「ネットの場合と比べると振り込み手数料分安くなります」だって。カード切れば手数料かかんないじゃん…、と思いつついい加減鬱陶しかったので黙っていたが、本当に下らないこと言うのな。
「手数料分安いのは事実なのだから“店頭の方が安い”と言っても嘘にはならない」という理屈は本当に下らないと思う。小学生みたいだ。D社からしたらネットで売れようが店頭で売れようが同じ製品が売れるのなら問題なくても、この営業にとっては店頭で売れれば自分の営業成績が上がるわけで、それでこんな、殆ど「嘘」と言っても過言ではない程の事を言ってでも、どうしても自分の手で売りたかったんだろうけれど、正直言ってこういう輩からは何も買いたくないね。最初は同じ値段で買えるなら店頭で現金で買おうかと思ったけど、このバカバカしすぎる強引さのために買うとしてもネット経由にすることに決定。ええもう、喜んで振り込み手数料払いますわよ。尤も買わないかもしれないけど。別にD社だってあまたいる営業を管理しきれないだろうから、こういうセールスしかできない者が社員に紛れ込んでしまったことはやや気の毒*2に思うし、製品のイメージが悪くなったりは決してしないけど(それとこれとは無関係だから)、でもわけの分からない嘘をつかれた挙句ろくに製品を見させてもらえず店を出るはめになり、暫く機嫌が悪かったぞ、私は。今日発売のダ・ヴィンチでテレプシコーラ立ち読みしたら若干機嫌が直ったけど。こういうのって能力以前に人間性の問題だから、どうにかなんないものかしらね。こういう売り方はうまくない、という事に気づけるのも能力の内なのか。
