怒りのボイコット、並びに激辛チャーハンに生命の危機
日本にいる友人と時々携帯でメールのやり取りをしているのだが、最初はお互いの近況とかそういう内容だったのだけれど、気付いたらいつのまにか「ソフトバンクのホワイトプランにするのとauにするのではどちらが得か(機種変更せず同じ携帯を６年使う事を前提)」という話題になり、最近ではお互い簡単な計算式までメールに含めてる状態。昨日彼女から来たメールのサブジェクトに「私達、海を越えて細かい話してるよね」とあり、クックックッと笑ってしまった。確かに。なんというかこう、お互いケチというよりは性格が細かいんだろうね。前に家計簿をエクセルでつけてグラフ作ったりしつるというのを聞いた事があるし、私もマルタ滞在にあたって、何をしたらどれくらいお金がかかるか計算するのにやはりエクセルでVLOOKUPとか使ってやってたよ。せっかく海外から、しかも携帯からだからそこそこお金かけてメール送ってるというのに何も違和感なく細かい話をしていたという事実が面白かったのだな。
ところで昨日は異端審問の屋敷に行くという好機に恵まれ、ロンドン塔ほどではないにしろそれなりにゾッとしたりもしたのだけれど、写真アップできないのでこの件に関しては日本に帰ってから書きます。もう昨日はね〜、ムカついちゃったの！ 前に授業で提供される話題がバカバカしいと書いたことがあるけれど、バカバカしいを通り越してムカついた*1ので今日はもうサボることに。午前中はヴァレッタをふらふらし、精神状態が散在傾向にあるのを懸命にこらえ、午後はパーチェヴィルで映画。The Holidayっていうアメリカの映画をみたので、もし「映画＝ハリウッド」族に出会っても、これで大丈夫です。観てる最中はかなり面白く思いながら観てたのだけど、冷静になってみると結構適当なストーリーだったような気が。たぶん内容を理解できているという事に喜びを感じていたのでしょう。お昼はケバブ。美味しかった。
中国人のバニラさん、私のために中華を作ってくれるという事を覚えていてくれて、今日の晩ご飯はチャーハン。昨日の晩からかなり楽しみにしていて、このためにビール買ってきたりしていたのだが、四川とかそっち方面出身の彼女の作るものは全て激辛なのであった。一口食べて、…旨い。確かに旨い。しかしこれは、私の胃に致命的ダメージを与えそうなレベルの辛さだ。おもえば昨年醜態さらして救急車に乗った時もスパイスの利いた麻婆豆腐を食べていたのだ。麻婆豆腐も四川だよな…。バニラさんに麻婆豆腐のことを話してみると、なんでその料理を知ってるの！？といった表情をみせて、本当は今日はそれを作りたかったのだけど豆腐が見つからなくて作れなかった、と。私の舌は本気の中華を欲しているのですが、胃がそれを許さないのです…。麻婆豆腐じゃなくて良かったのかもしれない。
