うちの父

最近では朝、起き抜けに新聞の反響欄を読むのが日課になりつつあるわたくしです。私よりも暇な人、出て来い。勝負しろ。意味わかんないな。無為に過ごしているように見えるでしょうが、本当に無為に過ごしています。本は、まあ一日1冊くらいは読んでますかね。それだけ。今日は面白い遊びを発見した。テレビを見るときに画面から20センチ程度の距離で見るうちの甥っ子。大分自我が出てきて「テレビから近すぎるよ」「ダメだよ」と注意すると機嫌が悪くなるので面倒くさい。そこでテレビと甥っ子との間に無理やり入り込み、テレビが見られないように意地悪するのだ。必死になって私をかわしてテレビを見ようとする甥っ子。行く手を阻む私。面白いなぁ。あの必死さが面白い。テレビから遠ざかったらちゃんと見られるように画面の前からどいてあげるのだけれどね。注意するとイライラする甥っ子だけど、意地悪する分には特にイライラの様子も見られないので丁度よいです。意地悪を楽しむポイントは、ちゃんとこちらも甥っ子と同じレベルに落ちるってことですかね。大人な態度ではなく、あくまで対等で。私の場合、レベル落とそうと思わなくても勝手に落ちてると言われそうだが。
うちの父のことを書こうと思っていたのであった。頻繁に海外出張があり、昨年などは2ヶ月もオランダに滞在していた私の父であるが、今年の誕生日で65歳。もういい加減引退したい、疲れたと言っていたのだが結局66歳まで働くことに。今抜けられると困るとかなんとか。じゃあさらに伸びた1年の間にスムーズに引退する準備をするのだな、きっと多少は出張の回数も減るのだな、と家族は勝手に予測していたのだが、来月は北京出張とドイツのどこかに出張が入ったらしい。そして5月には新疆ウイグルに出張だって。新疆ウイグル。意味わかんねぇ、去年より忙しいじゃねぇか。時間的にはヨーロッパに行くより大変そう。新疆ウイグルウイグルで何の仕事をするんだろうな。直行便は、まずないだろうな。ちょっとうらやましいな。そんなところ行けて。もしかして、私がダラダラ生きてる分、父親が忙しくなっちゃってるとか!?*1 ますます意味わかんねぇ。私がこんななのも、全部無職が悪い! ヒマなのが悪い! ヒマでも生きていけているという現状が悪い! だから私は全く悪くない。以上。

*1:人類の忙しさの総量を一定という前提で考えると、ヒマしている人間が存在している分だけ忙しい人間も生じる、ということで。ほんと意味わかんねぇ。もう、構わないでください。小人閑居して不善を為す、か。あ〜、ますます意味わかんねぇ。使い方おかしいし。ほんと、放っておいてください。