気になるドラマ

昨日病院に行って薬を処方してもらい、最初は「ほんとに効くのかね」と懐疑的だったのだが夜になったら聞いてきた。で、やおら東京新聞夕刊に手を伸ばし、唯一読んだ記事はといえばロシアで女優を目指す女性の記事。不思議だなぁ。なんで新聞開いて読む記事がこれだけなんだろう。で、読んでみるとこの女性、現在24歳で映画大学の2年生。最初の大学で建築を学び、それはすべて奨学金でまかなったらしいのだが、卒業後に設計事務所に就職して収入を得られるようになったおかげで映画大学の学費がまかなえているという。月収が約11万円ほどで、モスクワの平均所得より3割くらい多いらしい。モスクワって超物価高で大変なことになっているとマルタにいた頃聞いたことがあるのだけれど、世界の大都市と比較しての話じゃなくて昔のモスクワとかロシアのほかの地域との比較での「超物価高」だったのだろうか。いや〜、しかしおかしいなぁ。マルタにいたときに同じクラスにいたちょっと態度悪めで、だけどちょっとカッコよくて、成績優秀な優等生タイプの女子が「もうっ、あなたたちもっとマジメにしてよねっ!」とか言いつつも内心少々惹かれているという事実を認めたくない、みたいな、何書いてんだかわかんなくなってきたが兎に角そんな感じの25〜26才の男性二人が「モスクワで外食すると一人1万円近くかかる」みたいなことを言ってた覚えがあるのだが。私やっぱ調子悪いんじゃないか? まあいいや。
話がそれた。最初の大学を卒業したおかげで所得が得られ、仕事と映画大学との二足の草鞋を履いている彼女は去年、テレビドラマシリーズの『北海道警察ロシア課』に出演し、「私の役はちょい役で、しかも犯罪組織側だったけれど、日本にも行けたし良かったと思う」とかなんとか述べていたのだが、『北海道警察ロシア課』って何だよそれ。ロシア課って、北海道よりもロシアの方が大きいじゃないか。そして新聞記事はこれひとつしか読まなかったのに、なんでこんな気になる内容のものに当たってしまったのだろう。また、今日の東京新聞夕刊の記事の中でこれを読み、そして気にかけている人はどれくらいいるのだろうか。『北海道警察ロシア課』、見てみたい。