サロン初体験

どうも週末になると更新が滞りがちの私の日記である。今日は青山にあるサロンへ行ってきた。くそー、普通の女子みたいじゃないか。結婚式の前にエステだなんて、ちくしょう。
恐らく施術中はリラックスして寝てしまう客が多いのだろう、室内は薄暗く、サロンのスタッフの方の声も穏やかであった。しかしだね、こういう時に限って非常にどうでもいいこと、そして全く面白くもなんともないこと*1を思い出して笑い出しそうになり、この状況で笑い出すのは意味が分かんないしスタッフの方を怯えさせるので絶対に堪えたいところであるので、笑いの衝動とそれを抑える意思の力とのせめぎ合いでリラックスどころじゃあない。心を無にしてくすぐったさという概念がこの世に存在する事によってこの状況を脱したのであるが、今度は他に気になる事が。施術中、私の顔にスタッフの方の手が当てられている間、折に触れて『グルルルル〜』という音が聞こえるのである。お腹が空いているらしい。私じゃなくてスタッフの方がね。或いは食物を消化している音だろうか。妙に静かすぎる環境だとこういった他愛もないことが異様におかしく感じられるのである。あれは辛かったなぁ。
このサロン、非常に心地よかったので式の直前にもとりあえず予約を入れたのであるけれど、単に私の個人の問題で可笑しみと格闘したのであればそのサロンの名をここに記するつもりであったのだが、『グルルルル〜』問題を明記した上でサロンの名をあげてしまったら、そのスタッフの方にとっては非常に不名誉な事かもしれないので一応差し控える事に。化粧品かぶれしやすい人や自然派コスメにこだわる人には断然おすすめのサロンなのだけれどねぇ。名前を紹介できなくて残念だ。

*1:デコルテのマッサージが気持ちいいのとくすぐったいのとのギリギリで、そういや昔学生の頃に髪を切りに行ったおり、襟足部分を切られている時にひんやりとしたはさみが時折ふっ、と首筋に触れるのが非常にくすぐったく、笑い出さないように賢明に堪えたのだが最終的には堪えきれずに体がビクッと痙攣、美容師のお兄さんが小声で『うわっ、びっくりした』と言ったことがあった、ということを思い出し、だからどうって話でもないのだが、その、人の素の反応である『うわっ、びっくりした』を思うとちょっと面白いと言うか、微妙に頬が弛むというものである。