吃驚植毛

夕食に家の近所でタイ料理を食べた。タイで食べるよりも旨かった。そしてお店の方が、タイでは会った事ないレベルで感じがよかった。なんというか、人の良さが滲み出ているような感じの良さだ。東南アジアで感じの良い人にであうと、うっかりしていると下心大ありだったりするので油断ならない。しかしこの店の人は本当にいい人だった。ささくれ立った心を癒す接客。ほめすぎか。
食べ過ぎたのですぐに家に帰らずに、駅方面に向かって本屋で立ち読み。ふと左手に目をやると、人差し指の付根辺りに誰かの髪の毛(切れ毛)が乗っかっていて不愉快。気持ちが悪いので払いのけようとしたが、強情にもまだ私の左人差し指付根近傍に居座っている。なにごと、と思ってよく見たら、切れ毛の片側が皮膚に差し込まれていた。なんだよ、植毛かよ。誰がこんなことしたんだよ。気持ち悪い。どうせ植毛するならうちのやつの頭部にしてやってくれ。私は間に合ってます。というか、指の付け根に植毛って意味分かんない。
実際問題、誰かが私の手に植毛したわけはないと思われるのであるが、だって、そうでなかったら私はもうおしまいだ。見知らぬ誰かに手に毛を刺されて気づかないとはどうかしているではないか。だから誰かが故意にやった筈はないのであるけれど、かといってどうしてそんな事態になったかは不明。気持ち悪いなぁ。