一日中

外出もせずに山岸凉子日出処の天子』再読。一歩も家から出ないこと自体は全く珍しくないが、『日出処の天子』は13〜14年ぶりに再読だ。面白いねー、コレ。物部と蘇我の戦争で、守屋の目の前に厩戸皇子が逆さ吊りで登場したところには仰天して、腰を抜かすかと思った。ひどかったのは落書き。今回図書館で全巻一気に借りられたので再読できたのだが、私よりも前に借りた人間のうちの誰かが、時々厩戸皇子の唇を赤のペンで口紅塗ってたところがあったのだ。こりゃあんまりだよ。図書館の本に落書きするのは止めましょう。