仕事帰りに

たった1日しか働いていないのに2日も休んだため、今日は大勢の知らない人々に「もう身体の具合は大丈夫ですか?」と尋ねられ居心地が悪い。高校時代に友人が、学校の遠足の翌日を休んで、翌々日に登校したら『遠足で川に落ちて溺れて風邪を引いた』ことになっていて驚いたことがあったけれど、この勢いだと私もただのインフルエンザじゃなくてわけのわからん奇病にかかったこととかにされていそうで怖い。
怖いといえば今日、仕事帰りに虎ノ門方面に寄り道したのだけれど、虎ノ門方面に向かう道中、たまたまアメリカ大使館の前を通りかかったら、警察官に呼び止められて大使館の目の前の歩道は通行禁止だと言われてビビった。本当は心中「なんで公道歩いたらいけないのかよ。誠に業腹である」と憤ったのだけれど、「私はここをぜひとも通行したいのです」などと無意味な自己主張して逮捕とかされたら怖いので唯々諾々として従った。テロリストと名前が似てたかどうだかした人がアメリカ入国時に軟禁されて拷問を受けたとか受けないとかいう話が脳をかすめたせいで、自己主張どころか「あ、通っちゃいけないんですか? そうですか。わかりました迂回迂回!」無駄に卑屈な態度をとりかけたりして。
なんで大使館前の歩道を歩いちゃいけなかったのか、理由が知りたい。