読み慣れないジャンルに挑戦する

かねてから装丁が気になっていたペーパーバックがあり、読んでみたくなったが面白くなかったり、難解だったりしたらヤなので手を出さずにいたが、最近それの邦訳が出ていることを知ったので読みはじめた。ペーパーバックの装丁とはこんな感じなのだが、
New Moon (The Twilight Saga)
邦訳の装丁はこんな感じ。
トワイライト〈1〉 愛した人はヴァンパイア
…随分ちがうじゃないか。電車ん中で広げにくいぞ。しかしヴァンパイアもの*1であるというので読みはじめた。そしたらねー、これ、ある意味面白い。だってね、本筋に関係ないエピソードが皆無なんだよ。唐突に関係なさそうなエピソードが入ってきたと思うと、必ずあとで絡んでくる。お、いきなりあまり重要じゃない人物が死んだぞ、…そういうことか! みたいな。ちょっと新鮮。あんまりそういう小説読んだことないから。しかしあんまり人様にお勧めする気はないですけどね。

*1:幼少期に吸血鬼が怖くて怖くてたまらず、この怖さをどうにかするには自分も吸血鬼になるしかない、吸血鬼よ、早く襲ってきてくれ…! と思っていた時代があり、そんなせいか吸血鬼といわれるとやや気になってしまう傾向にある。