昨日のこと

大学時代の先輩が6歳になったばかりの息子さんを連れて遊びに来てくれた。この6歳の子がすごいんだ。言語能力の発達が以前から著しくて、もう数年前の話だがおむつからパンツに切り替える際も、「まだおむつでいい」と意思を表明し、暫くしたら「そろそろパンツにしようかな」と自分から切り替えたり。ちょっと前などは、彼の大好きな番組である『ためしてガッテン』の認知症介護の回の予告を見たおりに、
「これは見なくては…、というより、見るべきだ!」
と言ったとか。なんで、と彼のお母さんが尋ねると、「ママだっていずれ介護が必要になるでしょ」とのこと。幼稚園児の発言とは思えん。
私とその子はこれまでも年齢差を超えて、なにかこう、仲が良いというか波長が合うというか、気が合うので一緒に楽しく遊んだりするのだが、昨日は彼がくすぐりに弱いことを思い出してくすぐっていたら、キャッキャと喜んで(嫌がって?)いて仕草は年相応の子らしかったのだが、くすぐりの途中で、
「ちょっと一人で遊んでてください」
と言われた! 一人で遊んでて、なんて、大人になってから初めて言われたよ。子どもの頃だって一人遊びが得意だったから、あまり親にも言われた記憶はないのに。よくしゃべる子は面白いな。