明日から

ベトナム旅行。はじめてアオザイの存在を知って、それでベトナムに行きたいと思ってから早10年。7年前に一度行こうとしかけて行けなかったこともあったけれどついに決行する。長い道のりだったなぁ。まさか母親を連れて行くとは思わなかったけれど。日曜日は誕生日なので、私にとって誕生日を海外で迎えるのははじめての経験。だからといってどうって事も無いのだろうけれど。飛行機の中で読むための本としてスウィフトの桶物語(ISBN:4003220919)にするか、中山元のはじめて読むフーコー(ISBN:4896917944)にするか、それともレーモン・ルーセルロクス・ソルス(ISBN:4582765114)にするかで多少迷ったりもしたが、ここはロクス・ソルスにした。本の帯にあった「言葉の錬金術」という表現にも惹かれたし、レーモン・ルーセル自体が初なのでとても興味津々なのである。ところでロクス・ソルスはもともとペヨトルから出ていたそうだ。で例の解散のため、今回平凡社から出版になったのだそうだ。またしてもペヨトル!何も考えずに手に取った本がペヨトルとつながっていることが何と多いことだろう。
今回は、まあ海外旅行に慣れてるせいといってしまえばそれだけなのだが、なんだか旅行の前だというのにあまりわくわくしてない。今までは海外に行ったらあれもしてこれもして、くぅ〜〜、やりきれん!!などと興奮しまくっていたのだが。単に日常生活でいろいろ考えるべきことが多すぎて楽しみだけに脳の時間を割けなかったのだろう。なんだか最近いろんなことに煩わされてるもんなぁ。なにはともあれ楽しい旅行になるといいな。