イタリア展再訪

前回酔っ払ってしまったために買いそびれたアチェート・バルサミコを買いに再び新宿伊勢丹を訪れた。味見は済んでいたので目当ての品めがけてまっしぐら、2100円にて購入。ラベルにはSABAと書かれている。メーカー名か?兎に角この値段では信じられないくらい甘みとこくがあり大変にお買い得である。その後ワイン売り場を避けつつ会場をふらふらする。今日も酔っ払うわけにはいかないのだ。しかしまんまと罠にはまった。今度はリモンチェッロだ。あ〜あ、試飲しちゃったよ。これはワインとは比べ物にならないくらい度数が高いのに。しかしそこで自制できたあたり前回の失態から学習していると言えよう。このままグラッパの試飲に突入したら二の舞どころか退化だ。度数高すぎるだろうが、グラッパは。ともあれ今日はリモンチェッロひとなめで済んだので私の勝利だ。
帰宅してから買ってきたSABAについて調べてみた。身近なところで買える場所を探すためだ。そこで驚愕の事実を目の当たりにした。SABAってヴィンコットじゃん!!バルサミコじゃないじゃん!だからこんな安価で甘みとこくがあったのか。納得である。しかもSABAはメーカー名ではない。この種の調味料をSABAと言うのだ(現時点でサバとヴィンコットの違いは定かではない)。バルサミコのつもりで買ったものがある意味類似品だったのでがっかりしかけたが、実際はそのあたりで二束三文で買えるバルサミコよりも全然美味いのだから満足すべきであろう。イタリアまで食材調達にいければいいんだけどね。