ローマ人の物語12 ユリウス・カエサルルビコン以後(中)

塩野七生著 新潮文庫 \420 ISBN:4101181624
この(中)にも読んでいる過程でいろいろな感想を抱き、ここに記録しておきたいことは沢山あったのだが、この巻の最後のほうが衝撃的であったのでそれらが殆ど消えてしまった。カエサルが暗殺されたことは誰もが知るところであるが、その事実がいきなり突きつけられたのだ。暗殺者側の事件前の描写や、暗殺現場の様子などは全部(下)である。この巻では最後の最後に本当に、私としては夢にも思わないタイミングでカエサル暗殺の事実が述べられた。あんまり吃驚したので泣くかと思った。泣かないけど、その程度じゃ。この巻を読み終わったあとではその衝撃しか残らなかった。…だんだん本格的に何書いてるのか分からなくなってきた。この風邪の症状は深刻かもしれない。早く寝ることにしよう。