エミール・ガレ

好かれようと気にかける

談話室滝沢にて数学指導6時間。眠い。しかし実質的には数学は2〜3時間程度で、あとは喋り捲っていたのみ。私と友人でもあるその生徒とには共通する性質が多々あるのだが、我々の未来は暗いという結論が数回にわたって導き出され、更には何故か子どもの頃に街で見かけた露出狂*1の話題に。きっかけは私の中学時代の同級生*2が高校生になったとたんに露出狂になり、それもよりにもよって彼の母校でもあり自身の妹の通うところでもある中学校の正門前で出しちゃった、という話である。私自身も露出狂見ちゃったことあるけど、あれってイヤなもんよね〜、なんて話に発展したのだ。
私が目撃したのは中学2年の頃、中央線の中だ。塾に行く途中でまだ夕方だったのだが、私の隣に座っていたお姉さん(推定25歳)がずっと俯いていたのだ。しかも居眠りしているわけではなく目は開いていたので、なんでだ?と目線を彼女の前にそらしたらそこにいたんだよ、露出狂が。あれ、絶対20歳そこそこだった。そんな若者がジーンズのファスナー下ろして…、あぁ!私にはこれ以上書くことが出来ない!いや〜、14歳の少女には衝撃強すぎました。あんまりショックだったので人には話せないくらいでした。
しかし私の友人の方はもっとすごかった。浪人時代に予備校に向かう道すがら、停めたバイクにまたがったままの状態の男の人が大変微笑ましく彼女のことを見つめてきたのだそうだ。その彼の股間でだな、何かが高速で回転していたのだそうだ。その回転があまりに速いので彼女は、なんだそれ?と見つめちゃったのだ!その正体が分かったときの衝撃といったらどうだろう。もうその男の人は大喜びだったそうだ。そりゃそうだよな。見つめさせるために、注意を喚起するために回転させてたんだろう、きっと。戦略勝ちだな。下ネタばっかり書いてすみません。下ネタ。シモネッタ・ヴェスプッチ
いやいや、ガレについて書こうとしてたのに、思いがけずこんなネタを。右上の写真は私の携帯の待ち受けにしているガレの作品。トンボとそれを狙うカエルとで構成されているのだが、このタイトルが「好かれようと気にかける」。秀逸だ。なんで今日、唐突にガレかというとさっきテレ東で見たのだ、「美の巨人たち」を。ここで紹介されていた作品はこれよりももっとよかったなぁ。オルセー美術館蔵のガレの「手」。これほしいなぁ。自分の部屋に飾りたい。四谷シモンはもうムリだからガレ飾ろうかな。もっとムリか。

*1:ルソーも露出狂でした。画家じゃない方。

*2:この人とは全然友達じゃありません。だって常に口辺に涎を滴らせてたから。