竹亭に行くと言うので、

両親が「うかい竹亭に行くから帰って来い」というので実家帰ってきた。そしたらあの人たち予約してないの。ダメじゃん。お話になんないじゃん。今から行っても大丈夫ですか?と電話したら「満席です」と。なんだよなんだよ、私は懐石食べたいがために実家に戻ったと言うのにさ。そうしたら父が、毎週通ってるゴルフ場に行く途中にフランス料理の店を見つけたからそこに行こうという。そんな田舎でフランス料理…?内心懐疑的であったのだがプライベートでフランス料理を食べに行くことを好まない父が自らそう申し出てるので、その気持ちを踏みにじっちゃいけないかと思ってとりあえず賛同したのだが、これが大変な思い違いであった。
店についたら全然フランス料理じゃないの。譬えるならば「田舎の喫茶店」だ。地方に行くと見かける、喫茶店にしてはかなりしっかりした食事を出すけれどレストランとは言いがたい雰囲気のそれである。全然フランス料理じゃないじゃん、憤りを隠しきれずに父に詰め寄ると、店の名前の感じからフランス料理だと思い込んでいたそうだ。その土地のオジサンたちの寄り合い所と化しているその店でとりあえずビールと何故か馬刺しを食べ、ここで流石に食事を摂りたくはないので場所を変え、トンカツ屋に行った。でももうダメ。やっぱり空きっ腹に酒を飲んじゃったからもう完全に酔っぱらい。何で私はこうも連日飲んだくれて酔っ払っているのだろう。せっかくプロの作るトンカツだというのに食べられませんでした。一人先に車に戻り、目が覚めたら家の前に帰って来てました。こんなことならお母さんの手料理が食べたかったよ。久々に一緒にうちのにゃんこちゃんと寝られると思ってたのに「サケクサイ」と敬遠されたし。なんだかなぁ。