ハナかみ自己アピール

帰りがけに夜空を見たら、雨が降っているにもかかわらず月と金星が見えた。お天気雨というのかね、こういうのも。不思議な感じだ。
ところで先日のメイド喫茶体験記だが、同行した方もネットでその様子を日記に書いていて、やっぱり「冷静と情熱のあいだごっこは楽しいなぁと思った次第です。ここにそれを紹介したく思いましたが、残念ながらそれはmixiなので万人が読めるもんじゃないのでやめておきます。というよりそこまでメイド喫茶に興味を持たれており、かつ私の日記を読んでいる方もいないだろうから需要がそもそもないだろうけれど。
職場ですごいハナのかみかたをする人がいるのだが、あの様子ではろくにハナかめていないと思う。だって1分に3回はかんでるんじゃないかという勢いなんだもん。実質的にはハナかめてないだろう。そんなに人間の鼻は水分(或いは粘度の高い物質)を供給するものではない、と思うのは私が花粉症じゃないからだろうか。本当にハナかめてるとしたら脱水症状になるんじゃないか?それに音質から言っても水気の少ない音のような気がする。
何度もこの日記で書いていることだが私は、自意識が強すぎて生きてゆくのがつらい、そう感じることが多々ある。これでも本当に若かった頃よりはましになっているのだけれど。それに比べると件のハナかみさんは私の対極にいる人ではなかろうか。自己アピールとしか思えないのだ、ハナかみ行為が。わたしゃなかなか人前じゃハナなんかかめないよ。
客観的にこの文章を読むと私がそのハナかみさんを意識しすぎなように思われるかもしれないが、そうではないのだ。昨日も書いたが私は興味のない物/人は視界に入ってこない。その存在を容易には認識できないのだ。周囲なんか簡単に見えなくなるくらい集中して仕事していてもだね、件の人物はそのハナかみ音で自己の存在を主張し、私の意識に上がってくることに成功しているのである。隣の人のことですら殆ど意識できない私なのに*1。後ろに座っている人なんか今日初めてまともに顔を見たというほどの私なのに。実際問題として彼が気づいて欲しいのは私ではなく別の人なのだが。
ただ驚いたことに職場の恐らく全ての人が気にしているであろう、そのハナかみ音だが、私はもはやソレすらも環境として受け入れているのである。先週は確かに気になっていた。今週はもう聞こえなくなったね。環境に順応しやすいのだな。我が事ながら驚いた。

*1:ただし今日は気になって仕方がなかった。先週の飲み会で私が自己を見失い、記憶も失った(初めて!)ときから今日、初めて顔をあわせたのである。自分が何をしたか全て把握出来ているわけではないのでもうつらいつらい。どんな人だと思われてるんだろう、と。それこそ自意識強すぎて生きていくのがつらいよ。