モノマネのネタがほしい

お料理好きな男の子というのは可愛いと思うね。こんなことを言っている私の今日の夕食はインスタントラーメンであった。貧しい生活だ。ルクルーゼの鍋が泣いてるぞ、インスタント麺なんか投入されて。でも家に帰るの遅いし、休みの日に友達よんだりすると料理作り溜めすることが出来ない。それに、張り切って作ったって食べてくれる人いないし!なんてね。本当のことを言うと私は人のために作るよりも自分のために作る方が好きだったりする。その姿勢は半ば研究に近い。どのようなタイミングで、どのような配合で調理すると美味しくなるのであろうか…。あくまで客観的な目線で料理するのである。というのも言いすぎだな。気分転換というか現実逃避には料理するのがよいです。クリエイティブでよいです。
そんな私の今日のお昼は喫茶店で食べたスパゲッティでした。古ぼけた時間の止まったような喫茶店が私は好きなのだが、今日入ったお店は今月一杯改装中で現在仮店舗営業。古いんだか新しいんだかよく分かんない内装であった。裏手で改装作業をしているせいか、入店すると何か有機溶媒のような匂いが鼻につく。やばい、このままここに居続けたらばかになっちゃうぞ。もうなってるじゃん、などという突っ込みは入れないでください。とにかく日替わりパスタである。本日はジェノヴェーゼだそうで。とてもナポリタンが似合うこの店でジェノヴェーゼは意外であった。そしてパスタが出てくるには聊か早すぎるように感じたのだが出されたので食べた。とっても人肌であった。この手の店で私は端からアル・デンテなんて求めてないし「いや〜ん、このパスタ、アル・デンテじゃな〜い」などと愚かな事を言うものがおるのであれば正座させて説教したいと思う。まず第一に安易にパスタって言うな。スパゲッティと呼びたまえ。現実問題としてパスタという語がどのような意味を持っているのか君は理解しているのかね?なんて仮定に対して説教のシュミレーションをしている場合ではない。いやね、何が言いたいのかっていうと「作り置きでも構わないからせめてアツアツにして」という事である。しかし食後に出されたウィンナーコーヒーは美味しかった。
店の外に出ると東京の空気をおいしく清々しく感じる自分がいて、相対的に幸せになって得した気分になった。しかしよく考えると入店した時点で有機溶媒的な匂いのために相対的に不幸になっているので差し引きゼロである。かの美輪明宏様が「正負の法則」とかねがねおっしゃっているが、まさしくそれである。やはり美輪さまは偉大だ。
ところで今日思いついたのだが、何か簡単に修得でき、かつ私がやったら相当インパクトのあるモノマネのネタはないですかね?私がマネできるものといったら高校時代の同級生のヨシクニだけであるが、これはsatoko.iさんに大変好評であった。なので唐突だが、もうそんなローカルなネタからは卒業してもっとグローバルに受けるネタが欲しい。いや、グローバルが欲張りならドメスティックでもよい。何かいいアイデアがある方はご連絡ください。