青臭いんですかね、まだ

4月末くらいから何度かこの日記に書いている、ガンで亡くなったフリーのライターの話である。彼の「小説」を読んだ時の感想に、考えが纏まらんから誰かと話したいと書いたのだが、やっと人と話す時機を得た。しかも、一番何でも話が出来て、一番話しがいがあって、一番刺激をもらえる相手である。これ以上はないほどの状況であった。
でもダメだったね。やはり酒飲んじゃダメだね。思考が散漫になるよ。一応感じたところのものを話したのだが私の言葉が足りず、彼の「小説」ひいては生き様を批判していると思われてしまった。で、言われたのがこんな風。「世の中に期待しすぎですよ。まだ分かってないんですか?この消費社会を」。
私の説明自体も不十分であったが、やはり彼の言葉には、何か感じるところがあるな。未だに私は世の中や人々に希望を持ちすぎているのかもしれない。そういうところが青臭いのかもしれないけれど、年の割りに。