アニソンキッチンふたたび

タイトルは「ブライヅヘッドふたたび」の気分でつけました。イヴリン・ウォーは「大転落」しか読んでないけどさ。これまでのあらすじ:洋食屋とパン屋とで偶然にもアニメソングのBGMに出くわしたluceであったが、アニソンとの因縁はどこまで続くのか…。
気になったので先月BGMにアニメソングを使っていた洋食屋を再訪した。…よかった!今日はアニメソングじゃない!やっぱり偶然だったんだ。2度あることは3度あるなんて嘘っぱちだネ!今日は普通にデビューしたての頃のJUDY AND MARYの曲がかかってたよ。胸をなでおろしつつメニューをよくよく見ると、ここ結構すごい。ハンバーグやらしょうが焼きやら各種フライやら、好きなものを2種類選んでライスと豚汁がついて850円。バカみたいなボリュームだ。近くに大学が多い所為だろうか。今日は朝食ヌキのお昼が16時半だったので胃のやる気十分。ということでハンバーグとスタミナ焼きを選んだ。私をよく知る人ならこのチョイスの異様さを理解してくれるだろう。肉がそんなに好きじゃない上に胃もたれしやすいのだ。常ならばどちらか片方でもきついはずだ。
でも今日の私は一味ちがうんだもんね〜、と気分良く食べ始めたら、…なんか雲行きがおかしい。…やっぱりだ。またアニメソングになった。なんでなんだよ。思い起こせば前回も私が食べ始めたらアニメソングになったのであった。今日は本当のことを言うとそれが真実アニメソングであるか、断定できるほどの知識は生憎と持ち合わせていなかったのだが、でも歌ってたの水木一郎だよ?あの声を聞き間違うわけが無い。絶対アニメソングだ。賭けてもいい。
神経症の人間ならば誰かに見張られてる感を感じてヒステリー起こしかねない状況である。どうにもこうにも私はアニメソングと因縁が深い。しかしだね、こうなってくると逆にもうこの店には来られないかも。だって次にきたときに普通のBGMだったらつまんないじゃん。「アニメソングとの因縁の深い女」という業を背負った人生であるフリしてる方が面白いじゃん。そのうち追い詰められるようにして、アニメソングかかってそうな店ばかり狙って行くようになったりして。という事は秋葉原か?関係ないが今日、職場で聞いてたラジオで森山直太郎の番組やってて、そこで「萌え」の話題が出たときに「AKBK」と言った人がおり、何のことかと思ったら「アキバ系」だった。「グレープフルーツジュース」を「GFK」というのと同種のおかしみを感じた。普通に言えばいいじゃんね。この種のおかしみの根源については、ベルクソン先生も研究されていないのであろうか。さっさと続きを読まなきゃ。