「出る杭」つづき

昨日の日記からの続きであるが、件の彼の疎まれる原因をもう一つ思い出した。

  • 自分より一月遅れで入社した、同じ新卒の男の子に対して先輩面し、随分偉そうな態度をとる

そんな彼だがここ1〜2週間で既に数人の女子社員に詰め寄っている。かなり危険な状況である。自分の苦境を訴えるのみなら兎も角、逆ギレ気味なのが恐ろしい。私に言わせると、人と仲良くなるために間違った努力をしてる暇があったら仕事しろ、という話なのだが彼の居眠りの頻度は高まるばかりである。彼が「声をかけろ」と言わんばかりの威圧的態度をやめ、一旦人と仲良くすることを諦めて仕事に没頭したならば、誰かしらねぎらいの言葉をかけるであろうし、その際には勿論この私も多少なりとも手助けするくらいのことはやぶさかではない。しかしつい先だってもある女性社員に詰め寄った際にこんな事を言っていたというのだ。
「みんなと仲良くしてもらえないから仕事に対するモチベーションが上がらない」
本末転倒も甚だしい。何故自分がサラリーを貰えているのか全く理解できていないと思われる。この会社で働く人々は基本的に仕事が好きで給料以上の働きを見せているので、これでは生き様として既に相容れない。一体何故飛び出たティーバッグの話からこんな話にまで発展してしまったのか我ながら理解できないのだが、相手に求めるばかりで自分の行いを省みず不満を抱え続けるというのは、損な生き方だと思うよ。やみくもに人に合わせる必要はないが、最低限その場にいる理由(この場合仕事をすること)を満たせる程度には合わせて欲しいものだ。