セレブよばわり

会社のファックスに短縮で登録されている先に「ゴーレム」というのがあって驚いた。プラハユダヤ??職場の近くのハンバーグ屋。入り口付近に「100%フレッシュ牛肉使用」と書いてある。見るたびに「fresh?それともflesh??」と思ってしまう。真相はどちらなんでしょう。
ところで今朝、朝食を家で摂ることができず、と書くと毎日ちゃんと家で食べているようだが大抵は会社で食べているので別段珍しいことでも何でもないのだが、会社でバナナを食べていたら24歳の女の子に指を差されて笑われた。「セレブなのにバナナなんか食べてる〜!」だって。私のことをセレブとよばわった。なんで私がセレブかよ。というより「セレブ」と言う語のいかがわしさがどうもねぇ。昨日の朝ご飯はヨーグルトとマンゴーだった、と述べたら「それならちゃんとセレブらしい」と納得された。何に納得しているのだ。マンゴーって言ったってフィリピン産の1個100円という廉価品だぞ。そんなんで良いのか?しかもマンゴー食べてるのだって別に気取ってる訳じゃなくて単なる健康志向だ。体に良いって聞いたからだよ。もう年なんだよ。ほっといてくれよ。
今日は黒地に真っ赤なドラゴンの刺繍が入ったトップスを着てたら私より一ヶ月後に入社した男の子に「登り龍っすね」と言われた。ああ、まあね、とか適当に濁して立ち去ろうとした私の後ろ姿を見て「○○さん(適当にお好みの名字を入れて楽しんでください)、シリにも龍がいるじゃないすか!」と驚かれた。確かに今日はシリに2頭、ドラゴンの刺繍が入ったデニムを履いてたさ。「体中龍が踊りくるってるじゃないすか!」というその彼の表現もいかがなものかと思うが真実なので否定のしようがない。ああ、辰年だからね、って適当に濁そうとしたら真に受けられた。実際のところは単にヴィヴィアン・タムの服が好きなだけなのだが、真実を伝えたところでさして面白くもないので、敢えてそこは秘しておいた。セレブだの登り龍だの言いたい放題言われた一日であった。