キャー!と叫べる人間か否か

相変わらず体調不良で殆ど寝てすごしている私であるが、無為に時間を過ごすと余計なことばかり考えていけない。かねてより私は咄嗟の時に「キャー!」だの「ぎゃー!」だの叫べない人間なのではないかと自身に疑いの目を向けている。だっていつもあんまり吃驚すると絶句して立ちすくんでしまうんだもん。かといって今までの事例から自身の性質に結論付けてはよろしくない気もするし、思い込みで判断することをかつてサイエンティストを目指していた私としては潔しとしない。ということで一人、ベッドの中で妄想を繰り広げるのだ。
たとえば。私はベッドで横になっているわけで、掛け布団で首元まで覆われている状態なのだが、ここでゴ○ブリが首筋から這入ってきたらどうだろう。ぎゃ〜バカバカ!私のバカ!!書いてるだけでキモチワルイ!死んだほうがましだ死んだほうがましだ!!あ〜誰か助けて〜!気持ち悪いよう。
ね?愚かでしょ。一人で身悶えてました。不快感満喫したものの、仮にこれが実現、あ〜勘弁してくれ。実現なんて耐えられない。もとい、恐らく叫び声を上げるには至らない気がする。無言で全速力で逃げるのではないかと思う。事実会社でGブリが出没した折にも、無言で自分の椅子を蹴倒して逃げたものだ。という事で結論でず。誰か私をキャー!と叫ばせてみたまえ。成功した暁にはなんらかの褒章を下そうではないか。