ウズベクピラフに再会

池袋東武の地下で思いがけぬものに再会したのだが、昨日の日記に書き忘れたので今日書く。ということで今日の日記の内容は全て昨日の行いなのであるが、これを書いているのはこの28日という日付からしたら未来である30日であるので、もう何だっていいよ。勝手にさせてもらいます。
で、何に再会したかって、ウズベクピラフだ。2月にチェコ旅行をした際に、私はアエロフロート、モスクワ乗換えでチェコ入りしたのだが、成田で飛行機が5〜6時間遅れたためにモスクワでチェコ行きの飛行機に乗り換えることができず、まことに遺憾ではあるが空港内で一泊。ミールクーポンを渡されて空港内を彷徨い続けてようやくありつけた食事がこのウズベクピラフであった。この料理については2月3日の日記に詳しいが、簡単に特徴を述べるとピラフ自体がどうというわけではなく、上に乗せられた、店員曰くラム肉であるところの物体が全くの無味乾燥、味付けにたらした醤油を全部吸い込むという見事な絨毯っぷりを発揮したという代物である。こんな得体の知れない食品(食品と呼んで差し支えないのか微妙である)には未だかつて出会ったことがない。そんなものがこの東京の地にあろうとは!
池袋東武のプラザ館地下2階は食料品売り場ながらイートインコーナーが多く、手軽に韓国料理を食べたいときなどは妻家房が便利である。そんな東武にロシア料理の渋谷ロゴスキー、イートインカウンターがある。メニューのリストを見ると「ボルシチセット」だの、日本人のイメージするロシア料理そのものといった名前が連なっているのだが、その一番下にそれはあった。
ウズベクピラフ」
何故か「ウズベク風」だけは他に比べて級数が小さくなっているのが気がかりではあるが、確かに日本でもウズベクピラフは食べられるのである。ひょっとして、私が無知であるだけで「ウズベクピラフ」はロシア料理としては非常に一般的なものなのであろうか。それ知りたいわぁんウッフン愛する美男子*1
兎に角食べてみないことには話が始まらない。しかし。しかしだね。私は現在胃弱の身である。胃カメラ検査待ちの身分である。そんな私がこんな危険を孕んだ食品を口にしたらどうなるかね?喀血でもしたらまた救急車でも呼ばれかねない。もし病院に担ぎ込まれるのなら次は家の近所にしてもらおう。両国は遠すぎる。ともかく好奇心からこれを食すのはあまりに浅慮といえよう。という事で大人な判断力よりチャレンジを断念。誰か代わりに食べてきてレポートしてください。それからここ以外での日本におけるウズベクピラフ目撃情報も求む。というかそれ以前に早くこの胃、どうにかなってほしい。食べるために生きている私から食の自由を奪ったら、生きている理由を喪失だ。思うようにならんもんだ、人生は。

*1:このフレーズの説明はhttp://d.hatena.ne.jp/luce/20050726#20050726f1に。