コミュニケーション能力が低い

幼少期には自身の精神世界に他人が存在せず、絶対者として自分のみが存在する世界で生きていた私は、他人と接触を持ったときでも彼らの振る舞いをあたかもテレビでも眺めるように「観察」していたので、元々他人とコミュニケーションを取るのが不得手である。他人にも私にあるのと同じように、各人が精神世界を持つことに気づいたのが小学4年の頃。それ以来意識的に人とコミュニケーションを取ろうと努めてきたのであるが、現在のようにほぼ引きこもり状態になってしまうともうダメ。うまく会話ができなくなる。
一人でいるときは大抵、何かの状況を思い浮かべつつ、それに一つずつ条件を加えてゆき、この条件下では事態はこのように発展するだろうが、違う条件を与えると結果は異なる、などとシミュレーション。すごい陰気。妄想だけで1日潰せてしまう。それがたまに人と会話しようとなると、言葉のキャッチボールなんて不可能。相手の言葉に反応して返した自分自身の言葉に反応し、相手の言葉を待たずに更に自問自答。どんどん独り言になっていってしまう。おかしい、という事には自覚があるのだがどうにもならん。それにどうかしようとも思っていないので治る見込みなし。以上、書く事の思いつかなかった7月29日の日記終わり。
あ、あった。誕生日まであと1ヶ月だ。うわ〜、ついに20代ラストイヤーに突入だ。あと13ヶ月で私は三十路の世界に足を踏み入れます。