検定熱が一瞬起こって直ぐに沈静

有言実行、図書館でハングル勉強、と家を出たものの、図書館は月曜休館であった。曜日感覚がない辺りダメっぽい感じがする。出鼻を挫かれてハングルに対する熱意も薄れてきた。チェコ語をもう一回ちゃんと勉強しなおそうかなぁ。勉強するのは好きなのだが試験が嫌いだ。なんで得た知識を試されなきゃならんのよ、ほっといて頂戴、と思う。勉強したお蔭で今までよりも知識が増えて良かったね、幸せだね、と思っていれば十分なのに試験を受ければどの程度ダメかが明らかになってしまう。余計なお世話だ。というのは負け犬の遠吠えなんでしょう。
試験が先に待ち構えていると思うだけで勉強に対する情熱が薄れる。だから去年フランス語検定受検を決めたときも、その瞬間からフランス語がイヤになった。だから勉強放棄。試験の前日は試験会場が火事になればよいと思った。が、1問ミスで98点、勿論合格。ストレスをこうまで感じながらも何とかなってしまうためにこの悪循環を断ち切れないのであろう。なんて書いたものの良く考えたら私の人生、この先自分で望まない限り試験なんかない。試験フリーの人生!なのにこんなに試験の嫌さを書き綴ってしまうのは、現在私が暇つぶしに数学教えてるからだろう。だって平日に相手してくれる友達なんて受験勉強やってる友達だけなんだもん。もう既に何年か受験生をやっている友人を見ていると試験の嫌さを思い起こす。今まで暑かったのがだんだん和らぎ、気付くと日が徐々に短くなってゆく。確実に近づく冬の先には入試が…。夏を越えてしまった受験生の切なさがお分かりだろうか。
先日純喫茶とベリーダンスに行った折、何の役にもたたなそうな資格を取りたい、ついては時刻表検定に挑戦しようかと思う、などとも宣言したのだがその時に何故かオタク検定を勧められた。残念ながら私はオタクではない、というか彼らほどの集中力と執着心を持ち合わせていない。ゆえに既に検定を受けようかと思う、などという事を人に話したことを後悔している。何の努力も準備もせずに取れる資格というのはあるのだろうか。そういうものを私は取りたい。