戸田チロタン

連休という事で河口湖旅行中。本当は韓国か台湾か香港に行こうと思っていたのだが時既に遅し。飛行機満席で断念。河口湖に何があるのかも分からぬまま見切り発車で、そういえばチーム見切り発車、全然活動してないな。というか一度も活動したことない。id:oberonさんはチームのメンバーだと考えてよかったですよね?そのうち活動しましょう。
ということで河口湖。昼過ぎに目的地到着、久保田一竹美術館で辻が花を楽しみ、レンタカーでスリリング・ドライビング。すんません、私、ブレーキとアクセル間違います。宿はいわゆるペンションなのだが子ども宿泊不可で落ち着いた雰囲気。居心地良かったです。
宿でビール飲んだくれながら見たニュース。迷子になったインコが保護された先で自分地の住所と名前「戸田チロタン」を名乗ったために無事飼い主の元に戻ることができたという。それで思い出したんだが、私が幼稚園児の頃、家でインコを飼っておった。飼い始めた早々にたまたま遊びに来た祖父が私に「インコは人間の言葉を話すんだよ」と教えてくれたのであった。しかし今でこそかくも聡明なワタクシも幼稚園児である。祖父の教えをすっかり「インコはそのうち人間になる」と解釈したのであった。
あれは慄然としたね。世の中には元々人間出身の人間とインコ出身の人間の2種類が存在するのか、と。その辺にいる普通のおじさんも生まれたときはインコだったのかもしれない、と。このほかにもやはり幼稚園児時代に、齢を重ねて若干青みがかった瞳をした祖父に向かって「おじいちゃん、目、青いね。アメリカ人みたいね」と言った時に、「そうだよ、日本人は年をとるとアメリカ人になるんだよ」と教えられて超ショック。人生観が覆されるとはこのこと。この2つのエピソードは今でも忘れえぬ体験である。祖父と言うと、私はいつもこの話を思い出すのであった。