美容師の仕事に満足する

昨日は最終の新幹線で東京に戻り、その足で東京のはずれにある実家に戻ったのだが、休みは今日、日曜だけなのに何故あえて疲れがますようなことをしたかというと、撮り溜めしてあるチャングムを観るためである。いやぁ、今回も面白かった。ミン・ヂョンホ最高。チャングム観てない方は是非観てください。8日からNHK総合で放送が始まります。
夕方には自分の家に戻ってきて、長くなって鬱陶しくなった毛髪を若干処分。割と目鼻立ちがはっきりしているためかどうか分からんが、私はパーマが似合わん。イマイチというかくどい。なのでいつもカットのみなのだが、何の気まぐれか担当の美容師さんが「ちょっと巻いてみますか?」と髪を巻いてくれたのであった。たまにはこういうのも悪くないかとおもってしまった私はまんまと相手の戦略にのせられていると思います。「次はパーマにします」とか言っちゃったよ。
ところでこの美容師さん、非常によろしい。何がというと、無駄口をたたかない。私ねぇ、苦手なんですよ。髪切られながら美容師と会話するの。そもそも人見知りするんだもん、面倒だよ。なのにアノ連中、大抵気安い感じに喋りかけてくるでしょ?すごい面倒くさい。それで大概いつも、私が人見知りなもんだからいまいち会話が弾まず途切れがちで重苦しい沈黙だよ。何か喋らなきゃ、と焦りつつ一生懸命一般性のある話の種を探して頭フル回転させたりして、客のはずなのになんでこんなに気を使わなきゃいけないんだ、ほんとやり切れんと思う事しきりだ。で頑張った割に選んだ話題がやっぱりイマイチで相手も返答に困ったりして。どこかに「知ってる?今度丸善の京都店、閉店しちゃうんだよ。記念に檸檬でも置いてこようかなぁ、アングルの画集の上に」くらい言える美容師はいないものか。いないだろうな。つまらぬ世間話されるくらいならアキバ話でもぶたれた方が全然良いのだが。
兎も角、今日切ってくれた人は必要なこと以外一言も喋らないので本当によろしいです。気が楽なので、しばらくこの人に切ってもらう事に決定。ていうか単に店が家の近所だからなんだけど。他人の外見にあまり頓着しない私は自分の外見もあんまり頓着しないのです。だから毎日ノーメイク。経済的。だからどうって話でもないが。