人見知りの期限切れ

私はものすごく人見知りをする、というと大抵の人は信じてくれないのだが、よく知った仲の人は、何を今更、という顔をするくらい、自分の人見知り性癖をひた隠しにして生きている。なんかさぁ、バカみたいじゃん。いい年して人見知りして、誰かが声をかけてくれるのを待ってるんだけど、実際にかけられても上手く受け答えが出来ないのって。子どもじゃあるまいし。
というわけで初めて会った人に対して、新たに属すことになった組織の中では自分の個性を押し殺し、「一般性」という言葉を念頭に掲げて振舞うのだが、ある瞬間に限界を迎えるのである。要するに演じるのに疲れてどうでも良くなっちゃうんだな。ハッキリした性格というか、1か0かしかない性格と言うか、ある日突き抜けたように言動がおかしくなるのはこのためである。
それで何が言いたいかというと、今日がまさにその「相転移」の日であったという事だ。同僚が郵便局に行くと言うので、たまたまプライベートで切手を欲していた私は、今までだったらまず間違いなく上品に丁重にお願いしていたはずなのだが、今日は何故だか「買ってきてくれたらお駄賃あげるから」と口走っていた。吃驚。言われた方がもっと吃驚していたと思うけど。それから直接面識のない人からmixiにメッセージが届いたのだが、ひどい壊れっぷりを発揮したレスを送ってしまった。数時間してから、あれは流石にあんまりだったのではないかと若干後悔し始めたのだが、かといって「さっきのメッセージ、ナシ!」とか「おかしな文章で軽蔑しましたか?」とか送りなおすのはダメ押しに情けないだろう。ということでid:Rose_Roseさん!ほんとすみません。ほんとすみませんでした。以後気をつけるので今後ともよしなに。