凡人のイデア

今朝、地下鉄の駅で何の気なしに山田優のポスターが視野に入ったとき。油断していたがためにこんな事を思った。「世の中、不公平だよなぁ」。なにがどう不公平ってアナタ、顔や体型が違いすぎるじゃないの、私と。私の場合まず第一に、身長が凡庸だ。すごい中途半端。これで身長が170cmくらいあれば多少は見られたもんになったかもしらんけど。いや違う。均整がとれてなけりゃダメだ。ただマッチ棒のように背が高くてもねぇ。高校時代「マッチ」っていうあだ名の男の子がいたけれど。もちろん近藤真彦に似ているなどということではない。彼の場合、単調に細長いという特性に加え、頭部の形状と頭髪の質感とがマッチの薬品部分の雰囲気を如実に表していたものだった。
だが一口にスタイルが良いと言っても、スーパーモデル並みになってしまうと一般人としての日常生活を送るにはやや難があるように思う。だけど山田優みたいな一般人ならアリだろう。全然問題ない。寧ろ好ましい。つまり山田優は凡人のイデアと言えよう。イデアっていうことは、それになるべくたゆまぬ努力を続けるっていうことだが、努力で得られるか?あの体型が。まずもって骨格がどうしようもない。ホラね?世の中不公平じゃん。努力なんてなんの価値もないね!努力する気なんて最初っからないけどさ!!イソップの狐になったところで終了。