結婚式のプロデュースをしたい

メイド喫茶に行ったのが一昨日のこととなったいま、何故続きを書こうとしているのか正直言ってモチベーションを失っているのだが、昨日の日記に(つづく)としてしまった以上書かねばならぬかと思い、しぶしぶ書いている状態である。
ネットアイドルを囲む会、メイドさんの面接などを見物した後さらに秋葉原の街を彷徨いつつ2軒目へと向かった我々であったが、どの店もなかなかに盛況で待たずに入店できる店はあまりなかった。最終的に入った店は席料がかかり、しかも靴を脱いで上がるので、そのスペースだけまるでなんか「友達の家」といった感じ。テーブル席もあったのでそちらはまあ普通だったのだけど、我々の席だけ唐突に出現した「友達の部屋」だった。いろんな形態があるんだねぇ、メイド喫茶って。
席料もかかるし無駄に出費したくないし、一つの料理を注文して4人でシェアしようとしたのだが、そういう行為は許されないとメイドさんに注意され、そこで更にディスコミュニケーションがあってメイドさんを困惑させたりもしたのだが最終的には無事に注文を果たした。店内ではメディアに登場した際のこの店の映像を流しており、その様子を見ていたらメイド同士がお互いに「萌え〜」などと言っていたり、注文した料理に添えられていたオムレツの上にケチャップで「萌え」と書かれていたりと最早「萌え」は本来の意味を失って記号となっていたようであった。どのようなものでも一般性を獲得すると形骸化して記号となったりするのであろうか。わかんないけど。
メイド喫茶めぐりはこれで終了し、次は普通に店で酒を飲んだりしたのであるが、初対面であった案内者の二人が私と同じ多摩地区出身で、しかも一方は私の実家のある駅の隣駅が最寄だというほどのご近所であったために、ローカルネタに若干沸いた。立川のラーメン屋「あじまる」とかね。秋葉原で初対面の人々と高校時代を思い起こすような話をしている状態がなんとも面白かったよ。そのあとは、案内者二人のうちの一方が近々ご結婚という事が判明し、結婚式を面白くするプランを提案。「縄文式」、「弥生式」、「西洋中世甲冑風」など。甲冑着用の場合は夫婦揃って着用なので、きっと新郎と新婦の区別がつかないだろうと思われる。あと誓いのキスができないだろう。一生に一度のことなので、列席者にとっても一生忘れられない式にしていただきたいものである。
帰りに電車の中でちるさんと、せっかくだから何か面白いことをしようと話したのであるが、何をしたら面白いかがよく分からない。とりあえずは「歌声喫茶」という案があるのだが、それに対してはちるさんが若干消極的であるので、できれば他のプランも練りたい。何かいいアイデアはないだろうか。思いついた方は教えてください。