ライフ・イズ・ミラクル

下高井戸シネマにてクストリッツァ。見逃していたこの作品をスクリーンで観られた喜びよ。面白かったなぁ。1992年のボスニアが舞台で、内戦下の人々が描かれているのだが、このような説明で大抵の人々が想像するような映画とは大分違う。クストリッツァだしね。人が殺されても悲劇にならないどころか、特にその話題に触れられずにどんどん話が進んでいったり。
本を読んでも映画を観ても何でも良いのだけど、何かの作品について自分がどのように感じたとかそういう類のことをつらつらと書くのは私は不得手なのだが、今回は作中の動物の位置づけが大変面白かったので、いやまあクストリッツァは他の作品でも動物の立場が私にとっては面白いのだけれど、それについてちょっと書いてみようかとも思ったのだけれど、大蟻食さまがこんなものを書いているのですっかりやる気をなくした。ここに書いてあることだけで十分です。私如きが映画についてスマートに語ることなどできるわけがないのです。作品については大蟻食さまの日記をご覧ください。私は、この作品を観ていて「いつか必ずボスニアを旅しよう」と決意しましたので、それだけ書いておきます。このサイトも大蟻食さまんところで知ったのだけれど、映画の舞台はボスニアのモクラ・ゴーラという街だそうで。来年はきっと、最低でも1ヶ月は欧州を放浪しようと心に決めているので、その際にはこの街もウロウロするかもしれません。イタリアから船でクロアチアに行ってそのままバルカンを巡ろうかしら。ああもうダメ。日本にずっといる状態が耐えられん。息抜きしたい。来週はグアムだけれど、あんなところ殆ど日本じゃん。行ったことないけど。何もすることないから本でも大量に持ってきますよ。ウクレレと本だけ持って徘徊しようかね、グアム。